処世術

人はそれぞれ内部に自己書き換え型のプログラムを持っていて、生まれ育った環境の中でそれを形作っていく。そのプログラムをもって、日々のインプットからアウトプットを作りだし、また自己を書き換えている。枯れた部分はどんどん増えていき、プログラムは完成されていく。しかしハードウェアは老朽化し、誤動作が増え、ついにはお亡くなりになる。
人それぞれが自分自身のプログラム=処世術を持っていて、日々の現象=インプットに対処し、行動=アウトプットを起こす。これをかわいいと言わずして何と言おうか。みんな不完全なんだよ。死ぬまで完璧なプログラムはできないんだよ。それでも生きていくんだよ。ああカワユス。