神経質なA型の君へ
プログラミングばっかりは、肉体労働と違って「ともかく手や足を動かし、がんばればがんばるほど進捗する」ものでは決してないと思っていたのだけど、そうでもないらしい。
とにかく書き進めるんだ。「ジタバタするしかないよ、描いて描いて描きまくる」という「魔女の宅急便」での有名なセリフがぴったりだ。締め切りが近くて、なぜか全く手が進まなくなる時があるだろう?完全さとか閉包性とか性能とか簡潔さとかはとりあえず忘れて、動くものを作ってみろ。そのとき自分はさっきの自分と違うことに気付くはずだ。知らないうちにプログラムを作ってくれる小さな妖精は存在する。ちっぽけなこだわりやプライドをちょっとの間だけ捨てたあなた自身だ。あとは、目の前にある汚いプログラムにけちをつけ、リファクタリングをするのは、A型の君なら得意な仕事だろう?
もちろん僕もA型だし、締め切りに追われている。だから、お互いがんばろうぜ。