精一杯やるということ

さっき風呂入っていろいろ考えてたら、はっと気づいたことを書きます。
私は今、完成の見通しが立たないプロジェクトを一つ抱えています。正確に言うと、期日までに完成させられるか全く自信のないプロジェクトです。しかし冷静に考えると、物理的には可能なのです。ただ、自信がないだけなのです。
私はもともと完璧主義なところがあり、これが余計な不安をかきたてています。つまり、「期日までに完成しない可能性がある→なんらかの酷い目にあう」という不安です。これは、あたりまえのことです。100%予定どおりに進捗するプロジェクトなど存在しないことは、誰もが納得するところでしょう。
それがために、私はいつでもこのプロジェクトのことばかり考えていました。1秒でも多く、このプロジェクトに時間を割かねば、という風に、追い込まれていたのです。しかし、私が生きていく中で、私がやらなければならないことは他にもたくさんあります。仕事の上だけでも、本屋の店長をやったり、レジの設定をやったり、その他雑務をじゃんじゃん押しつけられたり、ありとあらゆることをしなければなりません。しかし、これら全てがなくなったとしても、私の計算では時間が足りないのです。
風呂に入りながら気づいたことというのは、このプロジェクトのことを考えるあまり、その他のことが全て疎かになっていたということです。「全然時間が足りない!集中しないと!1秒でも多くの時間を!」と例のプロジェクトのことばかり考えていると、他の仕事にたいして全く上の空になってしまいます。時間をとられないようにと、コミュニケーションも最低限で済ませ、なるべく人とかかわらないようにし、話は早く切り上げるようにし、関係者を苛つかせていたのでした。おかげで私が店長を勤める本屋のスタッフたちは士気を失いかけていると思います。
それではいけない、と思ったのです。どんなにそのプロジェクトに集中しようとしたって、現実は理想とは違います。例外的な割り込みは頻繁におきます。それを拒むのではなく、受け入れ、精一杯楽しむことが必要だと思ったのです。きっと、今まで「早くおわんねーかな」とか「めんどくせーな」とか思いながら(本屋のスタッフには悪いと思いつつ)店長の仕事をやっていたことが、結果として自尊心とか自信を奪っていたのだと思います。プログラムが思うようにかけなかったり、完成させる自信が持てなかったのも、そのせいだと思います。
現に私は、この忙しい時期に「創聖のアクエリオン」全26話を見るなどということをしていましたし、パチスロに行ったりもしました。いくら時間を空けても、結局は不安から逃げることばかりしていたんです。
ともかく、やっぱり上手く書けませんでしたが、何事も、やると決めたらしっかり楽しんで精一杯最後までやる、それが出来ないなら断固として断る、ということを心がけようと思いました。
小学生並の日記読んでくれて乙!